一般参賀で天皇陛下のお言葉を賜る 帰省その4

東京タワーを目指せ。帰省その1
東京タワーに登って降りろ 帰省その2
国立競技場でFC東京サポに紛れ込め。帰省その3

今回の帰省では絶対に行こうと決めていた場所があって、皇居です。
正しくは皇居で行われる新年一般参賀。
天皇皇后両陛下のまろやかなお人柄が好きだし、
一般参賀という場に行ってみたいという気持ちが年々強くなっていた。

ということで家族総出で行ってきた。
確か朝8時過ぎに家を出て9時頃皇居近くに到着。

一緒に行った両親も一般参賀は初めて。

10時過ぎから計5回、陛下や皇族の方々がお出ましになるそうだが、
正直言って何時に見られるのやら不安になる程の人出。

そして警察も多い多い。威信ってやつだ。

旗をもらった。
ここが最後のトイレだとアナウンスがあったり、
簡単なボディーチェックがあったり、
私服警官がずらりならんでこれ面通しだろうっていうエリアを通ったり、
まあ、流石一般参賀であります。

適当な分量の集団・列にわけられて順番待ちをする。

最初の入場者は一晩待っていたらしい筋金入りの方々。
これだけ警察がいれば怖くも無いが、知らない世界・人々がまだまだあるんだなーと実感。

1と書いてあるけどこれは横の列。

こっちは8まで数えた後の予備列です。
遠くに同じような固まりもあるらしく、人大杉状態。
おしっこを我慢しきれず列を離れた義弟は帰ってこれなかった。厳密に横入り防止しているようだ。

ようやく列が進み始め、適当に旗を振りながらすすむ。

皇宮警察がかっこよすぎてみんな写メしてた。
かっこよすぎてため息でますわ。
こうぐうけいさつ 皇宮警察
っていう字面もいいですわ。
皇宮警察喫茶とかあっても良いレベル。おかえりなさいませ陛下とか言っちゃうの。不敬罪で打ち首獄門市中引き回しの刑だな。

はてしなく続く列。立ち止まる事は許されない。

ちょっと立ち止まるとすぐに進むよう促される。
実際危ないと思うよこんな人の多さで立ち止まると。

こういうのも全部歩きながら撮る。
延々人が集まっているようだ。

ちょっと肌寒かったが、ようやく晴れてきて、広場に到着。

なんだか真正面近くに陣取れた。
意外と近いのですよ。テレビのイメージだと100mくらい離れて豆粒かと思ったけど、
全然そんな事なかった。横に広いの。

この群衆。

待ち時間に適当に手を伸ばして撮影する練習してみたけど全くだめ。
国旗振ると見えない。って、

ざわっとしてきたとおもったら、
天皇皇后両陛下お出まし!うわーーーー

一斉に旗があがる。

妙な感動。旗とカメラと。

お言葉が始まった瞬間すっと、
本当に誰にも促されず、旗が下りた。
自然にみんながそうしてた。
耳はお言葉に集中して、控えめに撮影。

皇族の方々、お揃いです。

というか、MFにしとけばよかったと後悔してる。
旗や伸びた手にピントがあっちゃって、、、

お言葉もよく聞こえて、しみじみした。

なんかいいなーと思ってた。

お言葉が終わり、

手を降り始めたら一気に旗が、

そして、前後左右から、天皇陛下万歳!の声が。

横にいた普通の家族が突然万歳し始めたんでいささかびっくりした。

でも万歳したくなるのもわかる。
2011年は本当に大変な年で、こうして優しいお言葉を頂いて、
なんだかいい1年にしなきゃなと思ったよ。

終わりまして誘導開始。粛々と移動します。
陛下の真正面に陣取るような一部の人々は、一日中いたりするらしい。
後ろは一本100万円するんじゃないかというレンズを携えたカメラマン席。

皇居は木々が綺麗で見ていて和む。

ま、せっかくだからと皇居を抜けて靖国神社方面へ。

街道沿いのロイホで昼食。

靖国神社!去年は母と二人で行ったっけな。

右翼の皆様は殆どいなかったような気がする。
それでも様々な思想に基づくビラ配りがそこかしこで行われていた。
ま、これは焼き芋です。

すごい人手だった。

大鳥居。

屋台に、

銅像。

お祭りですわ。

また行列に並ぶのは勘弁だったので、

参拝はせずに帰ることにした。

うちの一家は気が短いのです。

天気がよくなって良かった。ほがらか。

この後は初売りの新宿へ向かい、
中古カメラ屋で逡巡したあげくにシグマの大砲をゲットし

新幹線にゆられ、ビールを飲みながら富山に帰った。

こうして帰省は終わって、
すばらしい戦利品とともに2012年もよろしくお願いしますよと。
もう1月も終わりますがね。

天皇皇后両陛下にはいつまでもお元気でいてほしいです。

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