車社会富山でこれから家探しする人へ向けたアドバイス

(はじめに:今回の写真は富山の日常生活であります。本文とはほぼ関係ない。)

富山での物件探しは雪深いこの時期がおすすめ。
何故なら、富山暮らしでの大事な点を確認しやすいから。





色々と条件もあるだろうが、この時期だからこそ確認出来るものがある。
それは、住みたい所近辺の除雪度合いが許容範囲かどうか。

車通勤をお考えの人、春から秋は道路事情が良くても、
冬のある時期だけは別のまちと言って良いくらい状況が変わる。
幹線道路沿いであれば頻繁に公的な除雪が入るが、
閑静な宅地を求めすぎて細い路地裏に暮らした場合、
路上の融雪装置が無いと悲惨な目に遭い、
自宅から車を出すのに除雪で1時間以上かかることも考えられる。








徒歩や公共交通で出勤の方も、通勤路となる歩道が歩けるか、
若しくは歩道が歩道として使えるかは見ておいて損は無い。
車道の除雪に伴い、歩道が雪山と化すところはそこいら中にある。
多くの歩道は周辺住民らが中心に除雪をすることになるが、田畑に面した部分などはなかなか手が入らない。
歩道を歩こうにも歩道が無く、仕方なく車道を歩く部分が出てくる。








たとえ大人のあなたはなんとかなっても、子どもたちはそうも行かない。
いくら除雪を頑張っても一晩で無に帰す日が数日は出てきてしまう。
たった数日のことかもしれないが、危険度がぐぐぐっとあがるので歩道チェックを忘れずに。








また、除雪がきちんとされているところはそこに生活者がいるということでもある。
都会に比べて低密度で暮らす富山では、隣人不在の住居も多い。
玄関回り・公共スペースなどが、あるレベルで除雪されているかどうかで生活状況がうっすら見えてくるはずだ。











雪の状況を見た上で、住む場所の候補が絞れたならば、
・公共交通機関が近く利用しやすい立地
・少しでも冬の日当たりの良い家
を選べば失敗の可能性は激減する。















冬は陽が低く陰になりやすい。
ただでさえお日様が顔を見せてくれない季節なので、少しでもお日様を感じないとストレスが溜まる。
また、車だけあれば良いかというとそうでもない。
渋滞に飽きて違うこともしたくなるだろうし、
お酒を飲もうと思えば車に乗るわけにはいかない。
富山は運転代行文化で、タクシー代が高い。
終電で帰りやすかったり、或いは繁華街から歩いて帰りやすい距離も大事な要素だ。








ともあれ、富山は良い所です。
安心して住め。

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