PENTAX K-rを迷彩グリップに交換してきた。

人生30年ちょっとを生きた俺はこれまで、迷彩色のファッションやグッズを買ったり身につけたことがあっただろうか。
いや、ない。

迷彩苦手だったからなあ。
食わず嫌いに近いところもあったのだけど、
迷彩柄、所謂カモフラ柄に対してはなんとなく生理的に合わない感じを抱いていて
同じアイテムなら迷わず柄無しを選んで来た。
それをシンプルがいいとか言うんですよ。自己主張の無いユニクロ人間ですからね。

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ところで先週東京に行ってきた。
１年半使い倒しているK-rも俺の使い方が荒いせいで大分汚れがついてきて、
センサーやファインダー内にゴミがぽちぽち付着してしまった。
センサーはともかくファインダー内はまったく手が出せないので
この機会に新宿PENTAXフォーラムへ行ってセンサー掃除をしてもらおうと思っていた。

フォーラムではK-rのグリップ即日交換サービスもやっていて、
グリップ交換とは読んで字の如くカメラのグリップラバーを交換してくれる素敵サービスで、
K−rには何色も用意されていて好きな色を選べるんだが、地方民だと本体の郵送と作業と返送で一週間くらいかかるんだよこれがあ。
フォーラムならこれを即日、早ければ１時間かからずに交換してくれる。
格差社会だ。これこそが。でも交換代金5000円は大金で失敗したら怖いしこれ以上カメラが目立つとまたなにを撮るのですかと聞かれるんだろうし俺なんて地味に生きていたいんだから目立つのは大砲レンズだけにしろ日陰に生きろとぼんやり妄想しつつ俺の順番になりPENTAXフォーラムのスタッフさんの前にすすすっと歩いて行ったその時、口の自由が利かなくなり「ゴミ取りとグリップ交換お願いします」と意に反して言ってしまった。
何を言うんだ俺は。

だが、日本男児たるもの一度口にしたことは大体やらなければならない。

いつもの冷静さを取り戻し言ってやった。
「いやあ実は黒ボディに白グリップは無難で良いと思うのでそうしてく「サンプル沢山あるので合わせてみましょう！」
割り込んできたフォーラムスタッフさんの笑顔はすごい。俺にK-rを持たせるまもなく次々に色をあてる。
「白いいですね。茶も悪くないですね。ボディが黒だとなんでもいけますね。全部で１５色あって好きな色選べます。季節で変えてもいいですよね。あとから出た迷彩もあるんですよ。かわいいですよ。どうですか。」
そしたらもうだめだ。俺の脳みそは溶けた。気がついたら迷彩柄２色で悩んでいた。白はどうした白は。
溶け征く脳みその中でかろうじてベースが白系の迷彩柄の中で比較的大人しいであろうグリップを指定して息絶えた。

ゴミ取り合わせ、90分後。
どうだいこの出来映え。なんとかっこよい事か。

大満足でありますありがとうPENTAX。大好きだ。
かっこいいK-rを撮るカメラが無いのでカメラ買いたい！
あとK-30のスペックがスゴすぎて鼻血でそう。防塵防滴欲しー。
勘弁してくれ。