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僕とApple

僕は15年来のAppleユーザーではなく、
良いとこ5年間のAppleファンなので、
思い出を語ろうにも大したことは言えない。
しがない1ユーザーの、チラシの裏である。

初めてAppleを認識したのは、確か大学の頃だった。
僕は中学生の時にPC-98に触れて以降のWindowsユーザーだった。
隣の研究室にG4だったかが置いてあり、何か用事があって触ったんだと思う。
右クリックの無いマウスになんだこれ使いにくいと感じたことだけは覚えている。

初めてApple社製品を購入したのはiPod nano。
もう富山に来て仕事をし始めていた。
学生時代から大事に延命してきたSOTECの馬鹿でかいブラウン管ディスプレイの中に、
あの薄く繊細な物体が映し出された時の感動は忘れられない。

当時の音楽視聴環境は、音質の悪いMP3とCDとMDのせめぎ合いで、
高価なiPodを持っている人はまだ限られていたように思う。
届くタイミングが丁度出張で、どうにか出張を潰せないかばかりを考えていた。

どこにでも音楽を運んでくれたiPod nanoは、燃えて壊れた。冗談ではなく本当に。
充電していたら突然煙を吐いて火花を散らしてはじけた。
心底驚いた。

で、本当になんとなくAppleへ電話し、爆発して壊れたよと伝えた。
nanoの爆発が流行っていたから、送ってあげようと思った。

今思えばただの口止めなんだが、そこからが奮っていた。
nanoの返金か、現行のiPodから好きなのを選んでいいよ。と。

iPod touchが話題を席巻していた時期だった。
iPhoneの噂もちらほらあったな。
だめもとで数か月なら待つからiPhone欲しいと言った僕もひどいが、
数日後、iPod touchが手元にあった。あっという間だった。

「顧客を創る」とはなんだろうかと考えた。
想像以上の商品を作ること?
想像以上の対応をすること?
一方で、あんまりスムーズだったから気づいていなかったけど、
結果的に口止め料のように受け取ってしまったことには罪悪感があった。

これについては、今でも何が良かったのかわからない。
消防や関係省庁に通報すべきとか言われるかもしれないが、その時はそこまで気が回らなかったんだ。

経緯はともかく、僕はAppleの虜になってしまった。
製品もサービスも取り巻く環境も全て好きになってしまった。

iPhone3Gが登場したときは2月半位我慢したけど、
使っている人たちがとても楽しそうで、負けた。
3GS登場時はその時の後悔を胸に発売直後に買った。
死蔵していたMacbookProを借りていたらiMacを買っていた。
今やiMacは妻に渡り、MacbookAirを使っている。
iPad?もちろん発売日に買った。当たり前だ。
関連する書籍はどんどん読んだ。
新商品の発表日には出来るだけ徹夜した。

Appleの商品は確実に僕の生活を変えた。

いつも持ち歩ける音楽。
気楽に作れる映像作品。
誰とでも楽しめる写真。
持ち運べる情報環境。
統合されたインターフェイス。
美しいプレゼンテーション。
クリエイティブツール。

これから描くはずだった夢の世界を
見せてもらう事がかなわぬ事が残念です。

Steve Jobs 安らかに。


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