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映画ソーシャルネットワーク/キックアスを観た


観たのはどちらもちょいと前。

■ソーシャルネットワーク

まずこの映画を観てもFacebookとはなんぞやなんて分からないことに注意したい。
マーク・ザッカーバーグの起業ストーリーを、あくまでフィクションとして描いた作品である。
※本人未公認だそうだ

・Facebook
・Napster
という2サービスの特徴と歴史について、
Wikipediaレベルでいいから知識がないとあんまり楽しめないと思う。
twitterもmixiも関係ない。
テンポが良すぎて用語解説が殆ど無いのだ。

映画としては個人的にはとても面白かったし、
双子兄弟を一人の俳優が演じていたことなどオドロキもある娯楽映画として楽しんだけど、
エンドロールが始まった途端に席を立つ人が殆どで
おそらく上記を知らず、Facebookを知りたい!的なモチベーションで観た人が
期待はずれ的に帰っちゃったんだろうなと思う。

以下ネタバレになるが、

ラストシーンでザッカーバーグがF5をポンポン押す感覚は、
Facebookを知ってないとさっぱり分からないし、
あのF5を押すかどうかの逡巡と、一度押した後に「間を開けずにF5を押す」ってのは、
即時性がやけに高いFacebookならではの話だろうと。

劇中でFacebookを使うシーンってのは実はあまりなくて、
最後の最後にらしいシーンが現れたわけだ。

mixiみたいなものだと誤解している人は、多分そこまで面白くないんじゃないかな。
というか、え?ここで終わっちゃうの?と思うはず。

そのあたりが難しい映画でしょうな。

で、
■キックアス。
これは超絶面白い。2010年度ナンバーワン映画だ。
ちなみに2番はDVDで観たサマーウォーズで3番がインセプションね。

新旧バットマン、スパイダーマン、アイアンマン、マトリックス等々、
アメリカンヒーロー大好きな人たちが作った最高の映画だ。
僕もヒーロー大好きだからなおさらだ。

単純化すれば、最近のアメリカンヒーローは「力を持つ者の責任」「報復の是非」について描かれていて、
「力を持つ者の責任」を描く為、アメリカンヒーローは最初は力を持たず、持ってしまった大きな力に振り回される。
「報復の是非」を描く為、アメリカンヒーローはドカンと打ちのめされ、大切なモノを必ず失う。

ところでそこを突き抜けたのが邦画の「告白」で、
それこそバットマンシリーズのダークナイトとは両極端と言っていい凄まじい対比である。

そういった中で生まれるニューヒーローがキックアス。
普通の高校生による普通のヒーロー。ありそうで無かった。
ただ、今までのヒーローとは、何も無い頃からヒーローに憧れ、
ヒーローになりたいと強く願い、自らヒーローになろうとした点で大きく違う。

だからヒーローとして認知されるきっかけのシーンでの言葉がはっきりしてる。
モチベーションがあるヒーローだ。

とはいえキックアスは主人公ではなくて、ダイの大冒険で言うところのポップだ。
ダイは別にいる。それがヒットガール。史上最強のガールズヒーローだと思う。
マトリックスのトリニティもとっても強くてかっこよかったがヒットガールほどではない。
ヒットガールは台詞からアクション、力の大きさ、アメリカンヒーロー像を全て持ったヒーローだ。
パンフレットもセンターにいるしね笑

様々な先駆者、ヒーロー映画の名シーンへのオマージュ(だと僕が勝手に思っている)や、
ヒーロー達が置いてきた課題と向き合いながら、
キックアスはオリジナルなヒーロー像を造り、ヒーロー映画の伝統に則り、破壊し、ストーリーを突き進む。
それが爽快でたまらない。グロいけど。

例えば、クライマックス直前の「過剰な装備・警備員・エレベーター・広場での一方的な銃撃戦」は
明らかにマトリックスのオマージュ。
そもそもビッグダディ・ヒットガールの衣装はバットマン&ロビンだし、
キックアスの全身タイツはスパイダーマンからじゃないか。

ソーシャルネットワークを介した広がり方の表現も良くできていて、
さっきの「ソーシャルネットワーク」より「キックアス」の方が余程Facebookやtwitterの危険性を知ることが出来る。

というわけでとにかくキックアスは観た方がいい。グロいシーンもあるけど観るべきだ。
富山だと、シアター大都会で来週からやるみたいなので、是非観て下さい。
早くDVDが出て欲しい今日この頃でアス。

キックアスはtwitterもあるんでアス。
ぜひどうぞ。
http://twitter.com/#!/kickassjp


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