だから、せめてWEBの中だけでも。

先に言っておくと合間に掲載している写真は本文とはなんら関係なく、
だらだら長い文章を読むにあたっての中休み的に配置するものである。
愛機Pentax K-rで撮った写真だけでも見てもらえたらありがたい。

中心市街地の情報を主に扱っているサイトがある。
掲示板形式になっていて、一応だれでも書き込めるようになっている。
お店が開店、閉店する情報や、
セール、イベント情報などが書き込まれているが、結構批判的な内容が多く、
管理人氏による暴露があったり、噂話があったりする。

前職時代、根も葉もない事をさも事実のように管理人氏に書かれたことがあって、
個人的にはいい印象がないサイトだ。

ずっと忘れていたんだけど、
先日市内商店街の方のblogを見ていたら
きっとこのサイトを指しているんだろうなという記述があって、
ああまだ同じスタイルでやってるんだと思い出し、この文を書く。

【今朝の写真。神々しいとはこのことで、早起きして良かったと思える。】


自分の性格をどう贔屓目に評価しても、
僕はネガティブシンキング一直線であり、
物事を批判的にとらえ、他人様のやることを批評したがるタイプだ。
やる前から問題を指摘するし、ルールも大事にするし、
納得いかないと面倒なことばかり言う人間だ。

良いか悪いかで言えば、
普通はポジティブシンキングで
とりあえずやってみようぜ!とぐいぐいやってしまう人の方が好まれるし、
僕もそういう思考がうらやましいと思う。

努力が足りないんだろうけど、
ポジティブポジティブと自分に言い聞かせても
会話しながら瞬発的に考える時はやっぱり
上で書いたような思考が先に立つ。困ったもんだ。
ついでに会話下手なのが重症だ。
批判にしても笑えたり面白い例え話に出来ない。えぐい話になってしまう。

だから、せめてWEBの中だけでも、良い所を沢山挙げる自分でいたい。
そう思ってblogやtwitter、facebook等を更新している。

先に挙げたサイトは、初めて見るともっともなことを言っているようにも思え
それなりに理解される面もあるのだろう。

実際は噂レベルの話も多いし、誇張したり誤認している物事も多い。
関わり合いになりたくないのでリンクも何も貼りませんがね。

短いなりに市内のど真ん中で働いて今は市街地に住む身からして、
こんなに誇張した文句ばかりアーカイブされていくサイトが
自分の暮らすまちにとって有益だとは、とてもじゃないけど思えない。

(※このサイトに関してだけ言えば、事実ではない記載がいくつかあり、
それを裏取り出来る閲覧者がどれだけいるかという事が問題だと思う。
井戸端の会話なら流して終わる話が、WEBだとアーカイブされていく。
検索してたどり着く人がいる。そこを憂慮する。)

まあなんでこうなるかと言えば、「批判はやりやすい」ということに尽きる。

【今朝は雲がきっちり白くて、それも珍しいなと思った。】


上記の通り、僕も批判思考なので良くわかる。
批判はやりやすい。
褒めるのと違って材料は無限にあるから
重箱の隅までつつけば批判に困ることはない。
費用対効果、ニーズの不一致、官僚主導、なんとかかんとか、
まあなんでもできるな。

WEBからはなおさらで、アクセスされなきゃ見られないので
批判があったことに気付かない限り、相手が反論してくることがないし、
反論があっても都合が悪ければ無視も出来る。
管理人なら削除やブロックも出来る。
ということで、反論されない批判はあたかも事実のように強固になっていく。

もうひとつサイトを思い出した。
まちづくりの専門家を名乗る人で、著書も刊行されている人のブログだったかな。

1年程前、ここはまちづくりの先進地と言われているけど嘘で、
シャッター商店街ですよと紹介された写真が見慣れた中央通りだった。

富山市中心市街地はまちづくりが成功していると、
専門家によりプロパガンダされているがそんなことはないぞ!
という趣旨の記事だ。

まあそんな認識もあるよね。
確かに中央通りはシャッター多いよね。
くらいに思って読み始めたが驚愕する。

まずシャッター街の写真、中央通りの写真を総曲輪通りと紹介していた。
なんと、、、そこは大事だろう、と思ったらもっと驚いた。
写真は水曜日の昼間に撮られていた。
定休日じゃないですか。。。
旧大和だって色々と議論があるのわかってて、何も動いていないと書いたりね。
まあひどいもんです。

当時、あんまりのミスリードに呆れた僕は書き込みして訂正をお願いしました。
訂正願いのコメントは削除されたものの、
水曜日は定休日だと注意書き等されたんだけど
さっき久々に見に行ったら注意書きもなく、初稿に戻ってた笑
総曲輪通りを中央通りとか、定休日とか、
間違いなく知っててやってんだよ、この人。

ブログ名を出すのも嫌だったけど、そっちがそうならしょうがない。
下にURLだけ出しておこう。
頭にhttp:// をつけてね。
hisa21k.blog2.fc2.com/blog-entry-59.html
おもしろいよ。
例え大意が合っているとしても、
この人の言うことは信用できなくなるからね。

自論を言うためにそのやり方はひどいよなーと、あきれるものですよ。
まあそんなものだ。WEBの批判って。
反論されない(しづらい)からやりたい放題出来てしまう。

こういう人に訂正させるのはエネルギーがかかりすぎるんで、
多くの場合、流しちゃうんだよね。

【こうして綺麗だったのはほんの数十分で、日課のように山を見なきゃ気づかない位だった。】


こんな一銭の金にもならないBlogをどうせ書くなら、
ひねり出してでも褒める方がいいんじゃないかと思った。
先に書いたように普通の会話ではまだまだ難しいんだが、
せめて、コントロールしやすいWEBの中だけでもと思って、
褒めるようなBlogを書くのだ。

消したblogや未更新期間も合わせれば
10年くらいblog(若しくは個人HP)に触れているはずで、
最初はやっぱり批判記事を出していたように思う。

色々と思い直して、
褒めるってなんとまあ難しい、から始まって、
夕焼けがきれいくらいならなんとか言える!とか、
Macやデジタル物についてはいくらで言えるな、とか、
旅先を紹介する時はどうせ良い所を写真撮るわけだし、
それを全部乗せちまえばいいなとか。
最近はそんな感じでやりやすくなってきたかな。

批判がゼロとは言わない。
この記事だって紹介の形で批判しているわけなんで。

何が言いたいかと言えば些細なことですが、
良かったことを精一杯書いた記事を書いて、
それを誰かに褒められるとかなーりうれしいもんです。

あれが閉店した、あのやり方はだめだ、ばかりが積み上がらないように、
このWEBの片隅でちょっとだけがんばってみたい。

ついでに僕が紹介してきたものを、
他の誰かが、いいなあ、見てみたいなとなったら、
それはそれは良い酒が飲めるんじゃないかと思いますんで、
あとは日常会話でも出来るようにしたいものです。はい。

2件のコメント

  1. 文中のミスリードの著書を持ってますが、話半分どころか、読む気がなくなりました(笑)
    関係ないですが、昨日はまちなか感謝デーな上にイベント重なりまくりで総曲輪も中央通も人がいっぱい、往年の輝きを思い起こさせる日でした。富山のまちなかも捨てたもんじゃないですよね☆

  2. 384taさん
    いやあ僕も著書を買おうとしていたんですよね。だからがっかりしましたよ笑

    23日は仕事で全く見れなかったんですが、誰に聞いても評判が良かったですね。
    そういえば、僕みたいな他県出身者からすると「往年の」ってのがないんですよ。
    現状がそのまま基準にあるんで、その辺のズレって結構大きいんでしょうね。

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